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ナイスパス!PRGF(成長因子)を用いた歯牙移植 

   

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W杯盛り上がっていますね。昨日は、本当に惜しいところでした。次のデンマーク戦は、深夜のゲームですが、ガンバって応援する予定です。

さて、お口の中に話を移しましょう。1枚目のレントゲン写真をご覧ください。下の奥から2番目の歯(第2大臼歯)の周りが黒くなっているのがお分かりですか?歯の根全体にもわっとした透過像(黒い)が認められたらまず破折を疑います。

この症例でも金属の心棒(真っ白な像)を外したところ、破折を認めました。破折があれば、残念ながら抜歯しかありません。抜歯するには、その後のことも考えておかなければなりません。選択肢としては、何もしない、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどありますが、ウルトラCとして移植という選択肢があります。

この症例の場合、すぐ上に大きな虫歯のある親知らず斜めに生えていて、サイズもちょうどぴったりだったため、患者さんに移植を提案しました。

移植の成功率は結構高いのですが、成功させるためにはインプラントより高い技術が必要となります。2枚目のレントゲン写真が移植を行った直後の写真です。上の親知らずが無くなって下の歯に移っています。

今回は、自己血から取り出した成長因子(PRGF)を使って、早く生着するように促しています。3枚目の写真をご覧ください。2枚目と比べて移植した歯の根の先端部に骨が再生していることがよくわかります。これは移植3ヶ月後の写真です。この頃には移植歯はしっかり生着していて、心棒を入れて型を取ったところが最後の写真です。

歯を抜いて移植してわずか3ヶ月で歯が入ってしまいました。ちなみにインプラントなら抜いた後の骨の再生に3ヶ月、それからインプラントを入れて3ヶ月待ちますから、咬めるようになるまで最短で6ヶ月かかります。しかも、歯には歯根膜というクッションがありますから、インプラントより自然な咬み心地が得られます。

うまく行けば理想的な再生療法だと言えます。W杯とかけて、「ナイスパス!」と言ったところでしょうか。

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