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薄い骨にインプラントを入れる (スプリットクレスト)

   

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皆さんこんばんは。先日大学の医局の忘年会がありました。いつもこの時期にあるのですが、今年はコートなしで出かけられました。本当に暖冬ですね。

さて、今日は先日おこなったインプラントの手術をご案内します。インプラントは、基本的に骨のあるところに立てるものですが、いろいろなテクニックを使うことによって骨の少ないところにも植立することができます。

今回は、下顎前歯部の薄い骨にインプラントを入れる時のテクニックをご紹介します。

インプラントの直径は基本的に4mmあり、安全な植立のためには最低6mmの骨の幅が必要です。しかし、この症例では、骨の幅が3mmほどしかありません。そこで、顎堤の真ん中に切れ目を入れて骨を前後に割り広げ、そこにインプラントを入れる「スプリットクレスト法」というのを行いました。

1枚目の写真が切れ目を入れた後です。切れ目を入れるのには、超音波切削器具を使っています。これは、骨などの硬い組織はよく削れるのですが、歯ぐきなどの柔らかい組織は切れないといった特徴を持っており、血管や神経損傷のリスクが極めて低く安全な手術が可能となります。

2枚目が骨を広げてインプラントを入れた写真です。例えは悪いですが、ちょうどパンをスライスしてサンドイッチを作るような感じですね。それでも、骨がかなり薄いため、インプラントの直径も3.25mmと通常より細いものを選択しています。

3枚目が溝や周囲にドリルで削ったときに出た削りカスの骨と人工骨をミックスしたものを補填した写真です。若干の造骨を期待しています。

骨を割り広げることで、難しい造骨処置を行う必要がなく、早く確実なインプラントの埋入が可能となります。

骨のないところにインプラントを入れるには、いろいろな方法があります。今回はそのほんの一例です。ご参考になりましたでしょうか?
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