歯が欠けた 詰め物が欠けた

歯や詰め物が欠けた

歯がかけたといってもいろいろなことを考えなければなりません。まず、なぜ欠けたのか?

歯が脆くなったのか? 強い力がかかったのか?

歯が脆くなるのは、ほとんどが虫歯が原因です。虫歯の進行は、エナメル質に比べ象牙質の方が早く進むため、先に内部の象牙質がボロボロになり、エナメル質が卵の殻のように残っているため、見かけ上問題のないものが、ある時急にボロッと崩れ落ち大きく欠けてしまうことがあります。また、セラミックやプラスティックなどの詰め物の境界部から虫歯が進行して、それに気づかず使っていると、セラミックやプラスティックが割れてくることがあります。これらはセラミックやプラスティックの劣化ではなく、ほとんどが内側の象牙質が虫歯になることで起こります。

治療法は明快で、虫歯を治せばいいだけです。

しかし、厄介なのは強い力が原因で欠けてしまった場合です。

強い力が何なのかがとても重要なのです。

例えば、たまたま小石のような硬いものを噛んでしまい欠けた場合や、何かにぶつけて欠けてしまった場合は、突発的な力が原因ですので仕方ありません。いわゆる事故です。

しかし、普通にご飯を食べていたら欠けたとか、気付かないうちに欠けていたといった場合は注意が必要です。今まで問題なかったのになぜ急に歯が欠けてしまうような力がかかったのかを解明しないと他の歯も同じことが起きてしまいます。

まず一つ考えられるのが、歯ぎしり食いしばりによるものです。人が起きて活動している間に、上下の歯がかみ合っている時間は、通常わずか15分だと言われています。皆さんは、食事の時に歯に強い力がかかっていると思われていますが、食事に硬い物をかみ砕かない限り、歯にそれほど力はかかっていません。せいぜい飴やナッツのようなもが硬い食品として分類されていますが、歯を食いしばっている時はその何倍もの力が歯に加わっているのです。

歯ぎしり食いしばり

もう一つ問題なのが、バランスの崩れた噛み方をした場合です。例えば、歯が抜けていてそこで上手く噛めないのでいつも歯の有る方噛んでいるといった噛みグセが問題です。もともと噛み合わせがあっていれば歯には無理な力がかからないようになっています(歯が自然とそのような位置に並びます)。それをいつもと違う噛み方をした途端に、噛み合わせの軌道が変わり、いつもと違う場所が当たってしまうために歯が欠けてしまいます。

最後にこれは治すことがとても大変なことが多いのですが、噛み合わせがが悪いと歯が欠けてしまいます。原理は前述した通りで、物を噛んでいる時の顎の軌道が一定でないとイレギュラーに歯と歯が当たってしまいます。自分でつまづいて転んでしまうようなものですね。

これ以上はを欠けさせないようにするためには、原因となっているものを治す事が先決です。