口腔外科とは 口腔外科は、お口の中とその周囲に発生する疾患を外科的に治療する診療科です。親知らずの抜歯、顎の骨や粘膜の疾患、外傷の処置、インプラント手術など、幅広い治療を扱います。 通常の歯科治療では対応が難しい症例や、外科的なアプローチが必要な場合に、口腔外科の専門的な知識と技術が求められます。お口の機能を回復させるだけでなく、審美的な面にも配慮した治療を行います。 当院の院長は、総合病院で7年間勤務した経験があり、外傷などの救急対応にも豊富な実績があります。口腔外科的な処置に精通しており、安全性に配慮した治療を提供しています。 口腔外科で扱う主な疾患と治療 親知らずの抜歯 親知らずが斜めや横向きに生えている場合、痛みや腫れを繰り返すことがあります。また、隣の歯を圧迫して歯並びに影響を与えたり、虫歯の原因になったりします。 当院では、歯科用CTで親知らずの位置や神経との位置関係を詳しく確認し、安全に抜歯を行います。まっすぐ生えている親知らずであれば、通常の抜歯と同様に対応できます。 横向きや埋伏している親知らずについては、症例によって対応が異なります。難症例の場合は、専門機関をご紹介することもございます。 外傷への対応 転倒や事故などで歯が折れた、抜け落ちた、口の中を切ったといった外傷に対応しています。当院の院長は、総合病院での勤務経験により、外傷などの救急対応の経験が豊富です。 歯が折れた場合は、状態を確認して適切な処置を行います。神経が露出している場合は、保護する処置や根管治療が必要になることがあります。 歯が完全に抜け落ちた場合は、できるだけ早く受診していただくことが重要です。抜けた歯を元の位置に戻せる可能性があります。その場合は、歯を乾燥させないよう、汚れがついていなければ口の中に入れたまま受診してください。 口の中の粘膜や唇が切れた場合は、縫合が必要になることがあります。適切に処置することで、傷跡を最小限に抑え、機能的にも審美的にも良好な結果が得られます。 歯冠長延長術 虫歯が歯茎の下まで進行している場合や、被せ物を作るために歯の高さが不足している場合に、歯冠長延長術を行います。歯茎や骨の一部を削って、歯の露出部分を増やす処置です。 この処置により、虫歯の部分を完全に除去できたり、被せ物の適合性が向上したりします。また、歯茎のラインを整えることで、審美的な改善も図れます。 歯冠長延長術は、局所麻酔下で行います。歯茎を切開し、必要に応じて骨を削り、歯の露出部分を増やします。処置後は縫合し、1週間から2週間後に抜糸を行います。 嚢胞の摘出 顎の骨の中に嚢胞(液体が溜まった袋状の病変)ができることがあります。嚢胞は徐々に大きくなり、周囲の骨を溶かしたり、歯を圧迫したりします。 小さな嚢胞であれば、外来での摘出手術が可能です。歯茎を切開して骨に穴を開け、嚢胞を摘出します。 大きな嚢胞や、複雑な位置にある嚢胞の場合は、専門機関をご紹介することもあります。 粘液嚢胞の処置 唇や頬の内側にできる水ぶくれのような腫れを粘液嚢胞といいます。唾液腺が傷つき、唾液が組織の中に溜まることで発生します。 小さなものは自然に治ることもありますが、繰り返す場合や大きくなる場合は、摘出が必要です。局所麻酔下で粘液嚢胞と原因となる唾液腺を摘出します。 顎関節症の診査と治療 顎が痛い、口が開きにくい、顎を動かすと音がするといった症状は、顎関節症の可能性があります。噛み合わせの問題や、ストレス、歯ぎしりなどが原因となります。 当院では、顎関節症の診査を行い、必要に応じてマウスピースによる治療や、噛み合わせの調整を行います。生活習慣の改善についてもアドバイスいたします。 当院の口腔外科における特徴 総合病院での豊富な経験 当院の院長は、総合病院で7年間勤務した経験があります。救急外来での外傷処置や、入院が必要な手術など、幅広い症例に対応してきました。 この経験を活かし、一般の歯科医院では対応が難しいケースにも、可能な範囲で対応しています。患者さまの状態を適切に判断し、必要に応じて専門機関との連携も行います。 歯科用CTによる精密診断 口腔外科治療では、術前の綿密な診査が欠かせません。当院では、歯科用CTを導入しており、骨や神経、血管の位置を三次元的に把握できます。 CTでの診断をもとに、安全で確実な治療計画を立てます。手術のリスクを最小限に抑え、合併症を予防することができます。 完全個室での治療環境 当院では、完全個室の診療室を完備しており、プライバシーに配慮した環境で治療を受けていただけます。外科処置の際は、オペ室として使用することも可能です。 落ち着いた空間で、リラックスして治療に臨んでいただけるよう、スタッフ一同心がけています。 痛みに配慮した治療 口腔外科治療は痛いというイメージをお持ちの方も多いですが、当院では痛みに配慮した治療を実施しています。麻酔の注射も痛くないように、細い針を使用したり痛みのでにくい部位から注射を始めていくなどの注意を払ってます。 処置中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはほとんどありません。術後の痛みに対しては、鎮痛剤を処方いたしますので、日常生活に支障が出ることは少ないです。 口腔外科治療の流れ 初診時には、症状を詳しくお伺いし、お口の状態を確認します。レントゲン撮影やCT撮影を行い、病変の位置や大きさを診査します。 診査結果をもとに、治療計画を立ててご説明します。外科処置が必要な場合は、処置の内容、所要時間、術後の経過、リスクについて詳しくお伝えします。納得していただいてから、治療を進めます。 処置当日は、局所麻酔を行い、必要な外科処置を行います。所要時間は、処置内容によって異なりますが、通常は30分から1時間程度です。 処置後は、止血を確認し、注意事項をご説明してから帰宅していただきます。鎮痛剤や抗生物質を処方いたします。縫合した場合は、1週間から2週間後に抜糸を行います。 口腔外科治療後の注意点 術後は、麻酔が切れると多少の痛みや腫れが出ることがあります。処方された薬を指示通りに服用し、安静に過ごしてください。 手術当日は、激しい運動や長時間の入浴、飲酒は控えてください。血行が良くなると、出血や腫れが強くなる可能性があります。 食事は柔らかいものを選び、手術部位では噛まないようにします。熱いものや辛いものは、刺激になるため避けてください。 患部を舌や指で触らないようにしてください。傷口が開いたり、感染したりする原因になります。うがいも、強くしすぎないように注意が必要です。 腫れは2日から3日がピークで、その後徐々に落ち着きます。患部を冷やすことで、腫れを軽減できます。ただし、冷やしすぎは血行を悪くするため、適度に行ってください。 よくある質問 口腔外科の治療は痛いですか? 局所麻酔を使用するため、処置中の痛みはほとんどありません。術後に痛みが出ることがありますが、鎮痛剤で対応できる程度です。多くの場合、数日で落ち着きます。 腫れはどのくらい続きますか? 個人差がありますが、術後2日から3日が腫れのピークで、1週間程度で落ち着くことが多いです。処置の範囲が小さい場合は、ほとんど腫れないこともあります。 手術後はすぐに仕事に戻れますか? デスクワークであれば、翌日から通常通り仕事に戻れることが多いです。ただし、肉体労働や激しい運動を伴う仕事の場合は、数日間休養することをお勧めします。 入院が必要になることはありますか? 当院で行う口腔外科治療は、ほとんどが外来で完結します。ただし、大きな手術や全身管理が必要な場合は、専門機関をご紹介することがあります。 保険は適用されますか? 口腔外科治療の多くは、保険診療で対応できます。ただし、一部の処置や材料は自費診療となることがあります。詳しくは診察時にご説明いたします。 用賀で口腔外科治療をお探しなら ヒラノデンタルオフィスは、用賀駅から徒歩2分の立地にあります。総合病院での豊富な経験を持つ院長が、口腔外科治療に対応しています。歯科用CTを完備し、精密診断に基づく安全な治療を提供します。 親知らずの抜歯、外傷、歯冠長延長術など、お口の外科的な問題でお困りの方は、お気軽にご相談ください。完全個室の診療室で、丁寧な説明と痛みに配慮した治療をお届けします。専門機関との連携も行い、患者さまにとって最善の治療方法をご提案いたします。