審美歯科のコンセプト

当院が考える審美歯科

一番の目的は、「自然できれいな口元」にすることです。特に「色と形のバランス」を整えることがとても重要だと考えています。それには、「クリーニング」「ホワイトニング」「ダイレクトボンディング」「セラミック」「矯正」などあらゆるテクニックを駆使して、「出来るだけ歯にダメージを与えずにきれいにする」ことを心がけています。

サイズの違いをどうやって揃えるか

歯の根元が黒くなっていて、修復物の色も合っていません。特に問題なのが左右の歯の大きさが異なることです。修復物をやり直すだけでは、アンバランスな前歯になってしまいます。

左右の歯の大きさを整えることができました。まず左右の歯の大きさが揃う様に、向かって右側の歯にプラスティックを盛って幅を広げ、根元の黒ずんだ修復物は、隣の歯と対称となる様に作り直しました。ちなみに、プラスティックを盛るのに歯を削ることはありません。結果的に非常にシンプルな治療で済みました。

歯茎を整えて歯の形を揃える

写真の中央から右側にかけての4本ブリッジです。真ん中の2本の歯がなく、ダミーの歯になっているため、ダミーの歯のサイズが左右非対称で、歯茎との境界部にも段差があって食べ物が溜まりやすい状態です。

歯茎に少し手を加えて、ご覧の様にくぼみを付けました。

これでダミーの歯も左右対象となりました。ダミーの歯と歯茎との段差もなくなり、あたかも歯が生えているような形状に整えましたので、見た目はもちろんですが、食事をしても食べ物が溜まるようなことがなくなりました。治療して10年ほど経過していますが、今もほとんど変わりなく、きれいな状態が保たれています。

ホワイトニング+ダイレクトボンディング+セラミック

これまで保険治療をされるがままに受けて来たらこの様になってしまったと訴えられていました。

まずホワイトニングし、上下の前歯12本中(犬歯から犬歯まで)3本をセラミックで治し、9本をダイレクトボンディングで治した症例です。ダイレクトボンディングは歯を削る量が少なく、セラミックに比べて費用もかなり抑えられました。

たった1回の治療で隙間を埋めました

前歯の隙間が気になります。しかし、虫歯でもない歯を削ることはできません。矯正で動かすとなると、真ん中を塞げばその奥に隙間ができてしまうため、大掛かりな治療となり安定するまで3年くらいかかってしまいます。

歯と歯の間にプラスティックを盛って隙間を埋めました。歯を削ることもなかったので、歯へのダメージはありません。その治療時間はわずか約1時間。既に10年近く経過していますが、ほとんど劣化していません。

多彩なアプローチ

歯の治療のゴールは同じでも、様々なアプローチがあります。それぞれに一長一短があり、どの様なアプローチをするかは皆さん次第です。分からないことがあれば詳しくご説明しますので、お気軽にご相談下さい。

治療費

審美歯科

ホワイトニング
¥55,000
ダイレクトボンディング
¥33,000
セラミック
¥143,000