定期検診

最低でも6ヶ月、できれば4ヶ月ごとの定期検診

虫歯や歯周病、インプラント、かみ合わせなどの定期検診は、4〜6ヶ月ごとに行うことをが大切です。というのも、それ以上期間を開けてしまうと、歯周病やインプラント周囲炎の治療が難しくなってしまいます。お口の中の環境は過酷ですから、全身の定期検診よりも頻繁に行う必要があります。

メンテナンスメニュー

定期検診ではお口の中の状態をこれまでの経過と照らし合わせながらチェックします。虫歯や歯周病はもちろんのこと、癌などの粘膜病変、知覚過敏やインプラントのチェックなどそれぞれ行います。年に1度はレントゲン写真を撮影し口腔内所見では見つけられない様なトラブルを洗い出します。そして、歯に付いた汚れをきれいにクリーニングし、フッ素を塗布して虫歯予防を行なっています。

歯周病のリスクを減らす

歯周病の正体とは

歯周病は、歯垢(プラーク)を餌とする歯周病菌が歯と歯ぐきのすき間にたまり、歯ぐきに炎症を起こして歯周ポケットを作り、歯を支える歯肉や骨を侵していく病気です。 初期段階では歯ぐきが腫れるだけですが、進行するにつれて歯を支える骨(歯槽骨)までが溶かされていき、最終的には歯がグラついて抜け落ちることになります。
さらに歯周病は糖尿病や誤嚥性肺炎などを悪化させたり、妊娠中であれば低体重児の早産に繫がるなど、全身にも悪い影響を及ぼします。

予防ケア

日本人の成人の約8割は、この歯周病にかかっていると言われています。毎日歯を磨いていても気づかないうちに発症していることも少なくありません。
歯周病をしっかりと予防するために、自宅と歯科医院で徹底的な予防ケアを続けることが重要なのです。

歯周病と全身疾患

歯周病菌や炎症物質は歯肉の中の血管に入り込み、血液とともに全身に巡っていきます。歯周病菌は体の力によって血管の中で死滅しますが、歯周病菌の死骸が持つ毒素はそのまま全身に巡ってしまうのです。そのため、糖尿病を始め、心臓疾患や脳血管疾患、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症などの全身疾患を引き起こしたり、悪化させる原因となります。また、妊娠中は低体重児早産のリスクも高まることがわかっています。お口はもちろん全身の健康を守るためにも、歯周病を防ぐとともに、歯周病の早期発見・早期治療を心がけることが重要です。

歯周病の予防方法

毎日のブラッシング

歯周病はセルフケアで防ぐことができます。毎日のブラッシングで歯周病の原因である歯垢(プラーク)を除去することが重要なポイントです。歯周病予防は「歯磨きに始まり、歯磨きに終わる」といわれますが、重症でない限り、日々のブラッシングを変えるだけでも症状の改善は可能です。歯周病予防に効果的な歯磨き剤や歯ブラシ、ブラッシング方法などを見直して磨き残しをなくすとともに、デンタルフロスや歯間ブラシもいつものケアにプラスしましょう。

定期メンテナンス

残念ながら、毎日歯を磨いていても磨き残した歯垢は少しずつたまっていきます。そのため、定期的に歯科医院に通院して、クリーニングと検診を受けることが大切です。通院する頻度は歯科医院と相談して決めて、数カ月に1度はお口の健康チェックを受け、磨き残した歯垢や歯石を取り除いてもらいましょう。定期的に通院することで、いつの間にか初期段階のむし歯や歯周病ができていても早めに発見・治療することもできます。

治療費

メンテナンス

メンテナンス
保険治療
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