院内

あけましておめでとうございます

年末年始、皆様はどのようにお過ごしだったでしょうか。

さて当院では、昨年の2月にマイクロスコープ、11月末にCTと口腔内スキャナー と新たな診療補助機器を次々と導入しました。

マイクロスコープは主に根の治療をする時に用いていますが、根の中まで非常によく見えるため、素早く確実に汚れを取る事ができるようになりました。また、これまで見つける事が難しかった細かい枝分かれも容易に見つける事ができるようになりました。

また、これと同時期にキツツキコントラと呼ばれる新たなコンセプトの器具を導入したことで短時間で根の治療を行う事ができるようになり、これまでよりも格段にスキルアップしたように感じています。

CT導入では、これまで他院に委託していたが為にインプラントを入れる時にしか撮影していなかったものが、根の治療や歯周病治療にも適応範囲を広げることができるようになり、これまで2次元のレントゲン写真では判断がつかなかった症例が、3次元の情報により素早く診断できるようになりました。

そして。今回導入したマイクロスコープやCTで撮った画像など使って、患者さんにこれまで以上に分かりやすい病状説明をする事ができるようになり、今まで以上に皆さんに診断結果を納得して受け入れて頂けるようになりました。

口腔内スキャナーは、文字通りお口の中をスキャンする機器で、これまで苦し思いをしていた型取りをしなくて済むようになります。ただ、細かい所の精度は従来の型取りには及ばないため、どうしても型取りが気持ちが悪くていやだという方や、嘔吐反射の強い方などに限定して使う予定です。

これらの機器はどのように使うかがとても重要です。少しずつ用途を広げて、より良い診療を提供できるように努めていきたいと考えています。

今年は、新しく導入した機材を使いこなす事で、これまでよりも大きなステップアップを目指したいと思っています。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平野 恭吉平野 恭吉

平野 恭吉

ヒラノデンタルオフィス 世田谷区用賀4−12−4

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