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症例集

まだ生えて間もないのに

●小学2年生のお子さんが転んで前歯を折ってしまいました
夕方、小学2年生のお子さんが転んで前歯をコンクリートにぶつけて折ってしまいましたと来院されました。歯もグラグラしているということで、お母さんも歯を抜かなければならならないのかと心配されていました。幸い、歯の根は折れていなかったため、欠けてしまった歯冠の修復だけで治せそうです。
●ダイレクトボンディングで審美修復

これくらいの破折であれば、比較的簡単に修復が可能です。ただし、保険のレジン充填材では色合わせがうまくいかず目立ってしまいます。小さなお子さんだけに、前歯を不自然な色合いにする訳にはいきません。
今回は、審美修復で用いるグラディアダイレクトという硬質レジンを用いて修復しました。この材料の特徴は、豊富な色にあります。歯の色は一見単純そうに見えますが、よく見てみると実に様々な色が混ざっています。
この症例でも4色の硬質レジンを使っています。
①ベースの色(一番奥の色 OA3)
②中央のエナメル質の色(A3)
③両端および中央のチョークのような白いエナメル質の色(BW)
④先端に近いエナメル質の色(A2)
これらの色を解剖学的形態にそって、配色していきます。
保険適用外の治療です。 費用 1本約¥15,000(税抜き)

平野 恭吉平野 恭吉

ヒラノデンタルオフィス 世田谷区用賀4−12−4

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