コラム

院長の本音 

開業して驚いたのは、どうして開業したことがわかったんだろうと思うくらい、いろんな業者から電話がかかってきます。今日も3件ありました。幸い、悪質なものは少ないのですが、ほとんどが広告を載せないかというものです。

なかでもホームページを出さないかという電話がもっとも頻繁にかかってきます。本当に、どうやって調べるのかと思いますが、まあ、気にかけて頂いただけありがたいと思うことにしています。

私は、古い人間なのかもしれませんが、医療に携わるものが過大な広告を打つのは倫理的にどうであろうとかと思っています。それだけの宣伝広告費はいったいどこから出てくるのかと考えれば、その医院の経営方針が見えてきます。

そんな考えが根底にあるものですから、いっさい広告は打たず、診療科目や診療時間など表記義務のあるものを掲げているだけで、看板すら出していませんでした。

しかし、開業してみると、歯医者とわからないような作りをしたばかりに、患者さんから医院の場所がわかりづらく、半分以上の患者さんが目の前を通り過ぎてしまうという事態になってしまいました。私からしてみれば、隠れ歯医者などといい気になっていましたが、患者さんからは思いのほか不評でした。

そこで、看板くらい出しましょうということになり、ようやく制作に取りかかることになりました。2〜3週後にはお目見えする予定です。

「じゃあこのホームページは何なのよ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。私は、ホームページは中見せの場だと考えています。HiranoDentalOfficeはどんなところだろうと思った方が、ホームページで医院のコンセプトや診療内容を理解してもらい、失敗のない医院選びをしてもらうためのものではないかと思います。

また、通って頂いている患者さんへの情報発信や、診療内容を理解して頂くための補助として、とても有効なものだと考えています。ホームページはHiranoDentalOfficeのもう一つの入り口です。

ホームページを出している医院はたくさんありますが、広告ばかりが目につき、患者さんが知りたいことがほとんど書かれていないところが多すぎるように思います。ホームページは、入り口は狭くても中にいろんな情報が掲載されているものが、患者さんが望むよいホームページではないでしょうか。そんなホームページを作るべく、これからもこつこつと内容を充実させていこうと思っています。

ちなみに、このホームページは業者に委託している訳ではなく、すべて自分で作っています。かかっているのはレンタルサーバー代とホームページソフト代だけです。使っているホームページソフトはデジタルステージのBinDFORWEBLIFE2というなかなかクールなソフトです。

それから、Yahooの検索に引っかかるようにした方がいいというアドバイスを多くの方から頂きました。Googleは登録したらすぐに引っかかるようになりましたが、Yahooの場合登録にはそれ相応の費用がかかるので無視していましたが、不本意ですが皆さんの声に押され登録することにしました。いつ頃引っかかるようになるかはわかりませんが、とりあえずやってみます。

ここまで読んで頂ければもうお分かりでしょう。過大な広告はしたくはありませんが、たくさんの患者さんに来て頂きたいというのが、開業したての院長の本音です。
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平野 恭吉平野 恭吉

平野 恭吉

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