私が歯医者になりたての時に、先輩から教えてもらった言葉があります。
「歯科はArt and Science(アート アンド サイエンス)が必要だよ。」
以来、その言葉を胸に日々臨床に取り組んできました。
これは、先日ご紹介した症例で入れたセラミックの裏側です。つまり、見えないところです。でも、これほどリアルに再現されています。ここまで来ると、皆さんの言う差し歯というより、アートと言っても過言ではないでしょうか?
これは、お願いしている技工士さんが作ってくれたもので、私の作品ではありません。しかし、このような技術を持った方と仕事ができというのは、私にとって何よりの財産だと思っています。
どの歯がセラミックか分りますか?2本です。