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歯科学会

明日は台風の影響が懸念されますが、通常通りの診療を予定しております。

さて、一昨日は学会のため診療をお休みさせていただきましたが、その学会の感想をご報告したいと思います。

今回は参加したのは日本国際歯科学会と銘打っているように、海外の演者を招いた国内では最も大きな学会です。20弱のホールで様々なテーマの発表があり、どれを聞こうか正直迷ってしまうほどです。

その中で選んだものは、インプラントの審美治療とダイレクトボンディング(プラスティックによる充填)でした。

まずインプラントについてです。

昨今インプラントの世間の認知度はかなり上がっており、多くの皆さんの知るところとなりました。医療サイドにしても、もはやインプラント治療は必須とまで考えられています。難しい症例でない限りインプラントの成功率はかなり高く、できて当たり前という域に来ていると思います。

しかし、勢いなんでもインプラントにしてしまうという風潮が世界的に広がり、逆にこれはちょっと戒めなければならないのではないかという意見があちらこちらで上がってきています。

今回の発表の多くは、インプラントを要所要所で使用しながらも、できるだけ既存の歯を温存して咬合回復を行っているもので、全般的に勇み足を戒めるような論調が多く見受けられました。

当院のこれまでの方針もまったくこれに沿ったもので、
『インプラントはあくまで治療の手段の一つであり、目的ではない。』
『患者さんは、できればインプラントを入れたくないし、できれば歯を抜きたくないし、できれば歯を削りたくないし、できれば歯医者などに行きたくはないものだ。』
と考えています。

ここにきてやっと歯科界が、インプラントのメリットでメリットを知り尽くし、それを使いこなすようになってきたと言えるのではないでしょうか。

次にダイレクトボンディング(プラスティックによる修復)ですが、その関心の高さに驚かされました。以前はインプラント治療の関心が非常に高く、会場はいつも満席でしたが、今回はそれが逆転し、ダイレクトボンディングの会場が立ち見が出る程盛況でした。

流れとしては、これまでダイレクトボンディングをきれいに仕上げる為には高度なテクニックが要求されたのですが、これをより簡便にできるような術式が考案し、より多くの歯科医がダイレクトボンディングによる治療の幅を広げて行けるようような方向に向いてきています。

当院でも使う材料の改善により術式が簡便になり、以前より短時間でよりきれいな仕上がりが可能となっています。(平均すると1本あたり7〜8分くらい短縮しています。)

これは虫歯治療の話ですから、虫歯治療をしている患者さん全てが恩恵を被ることができる朗報だと思います。

貴重な土曜日を1日つぶしての学会参加でしたが、とても得ることの多かった学会でした。今回の学会参加により得られた知識を明日からの診療に早速取り入れて行きたいと思います。

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平野 恭吉平野 恭吉

平野 恭吉

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