今日映画「蜩ノ記」を見てきました。
以前からちょっと気になっていた作品でしたが、子供と一緒に見れるような作品ではないし、なかなか見にいけないなと思ってました。
それなら原作でも読んでみようと思い、早速読んでみたところ、時代小説好きの私には面白いこと面白いこと。あっという間に読み終わってしまいました。
こうなったら映画も見なければと思い早速出かけてきました。
主役である役所広司は昔NHKの大河ドラマで「宮本武蔵」を演じていた頃らかのファンでした。やはり役所広司は時代劇が似合います。
岡田准一は「永遠のゼロ」ので存在感のある演技をしていて好感を持っていましたが、今回初めてにもかかわらず見事な殺陣さばきには関心しました。
堀北真希は「三丁目の夕日」から注目していましたが、ますます透明感のある綺麗な女優さんになりハッとさせられました。
小泉堯史監督作品は初めて見たのですが、なるほど黒澤監督の弟子ということもありこんな景色を見てみたいを思わせるような、四季折々の情景を色鮮やかに織り交ぜているところは、まさに黒澤映画の伝承者といった感があります。
まあ、内容については重いテーマがあるのですが、ここで私が書くのもなんですので割愛させていただきますが、なぜか作者の思いが妙に響いてきたのは、歳のせいなのでしょうか?