ホームページのちから

今朝は冷えましたね。いよいよ、冬到来といったところでしょうか。

当院をオープンしてもうすぐ半年が過ぎようとしています。ブログも何度書いたことでしょう。その甲斐あってか、最近インターネットをご覧になって来院される方が増えてきました。

以前のブログにも書きましたが、当院はほとんど広告を出していません。口コミ、紹介のほかは、目の前を通りかかるか、ホームページを見る以外当院の存在を知ることはありません。

口コミや紹介でもホームページをご覧になって、当院はどんなところか確認して頂いているようです。

ご存知のように、最近歯科医院はコンビニより多いといわれるほど急激に増えてきました。当院のある用賀4丁目だけで13件もあります。我々歯科医にとっては、大変厳しい状況であり、患者さんにとってはよりどりみどりと思えますが、どうもそうではないようです。

多くの患者さんが「選べない!」とおっしゃっています。

理由は簡単です。いくら歯医者がたくさんあっても、どんな歯医者か解らないところへは入れないからです。自分の身を預ける訳ですから、とりあえず行ってみようと安易に考えることはできないのです。

ご存知の方も多いかと思いますが、医療機関の広告には法的な制限があります。たとえば、「必ず良くなります」とか「どこよりも効果があります」といったこと当然掲載できません。

出身校ですら、掲示してはならないのです(そのため、同門からの大学名の入った置物や時計などを院内に置いています)。標榜科目と診療時間と院長名だけでは何も判りません。

院長の名前がかっこいいからとか、内装がきれいだからといったことだけでは、患者さんは扉を開けることができません。しかし、ホームページにはあらゆることが掲載できます。

広告規定に違反するのではないかと思われるのですが、ホームページは特定の人が意図を持って閲覧する物であり、広告に当たらないという解釈がされているため、ある意味アナーキーな場所なのです。

これまで広告を厳しく制限されていた医療機関にとっては、とても喜ばしい解釈なのです。そして、いまや2割の医院がホームページを持っていると言われています。

えっ?2割?と思いませんでしたか?そうなのです、実はホームページを持っている医院は意外に少ないのです。通販のように全国どこからでもお取り寄せできる商品であれば、ホームページはとても良い広告媒体となりますが、医療機関のようにとりあえず通える場所でなければ困るようなものは、それらに比べて広告媒体としての価値は極端に下がります。

広告はたくさんの人の目に触れなければ価値がありません。ですから、ホームページにお金をかけるよりも、電柱やフリーペーパーやポスティングなどにお金をかけた方が効果が上がります。駅の広告を見てください、ほとんど医療機関の広告で埋め尽くされています。

それでも患者さんは、その中から自分にあった病院を探そうとインターネットでホームページを検索するのですが、そのほとんどが宣伝広告に終わっています。多くの患者さんが、どのホームページを見ても似たようなことしか書いてないし、宣伝広告がメインで本当に知りたいところが書いてないところが多いとおっしゃいます。だから選べない。

患者さんが知りたがっているのは、自分の病気をどのように治してくれるのかであって、自分と似たような症例を見つけ出し、その病院ではどのように治しているかを探しています。

つまり、医療機関のホームページは、どのような治療が行われているかをつまびらかに掲載して初めて、患者さんに有益なものとなるのではないかと考えています。ですから、当院のホームページではいろんな症例を掲載し、患者さんが「自分もこんな風に治療してもらえるのかな?」と思って頂けるように思いながら作ってきました。

そして、最近その結果がちらほらと出てきたことが、とても嬉しいことであるということを今日は皆さんにお伝えしたかったのです。ホームページをご覧になっていらしてくれた患者さん、本当にありがとうございます。

医療機関が患者さんに対して「来てくれてありがとう」というのは少し不謹慎なのかもしれませんが、これが私の素直な気持ちです。これからも、皆さんの歯医者選びの判断材料になるような症例をいろいろと載せていこうと思っています。
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