暗くなった東京の夜に思うこと

節電により、東京の夜はずいぶん暗くなりました。店舗の看板の照明が落とされ、ビジネススクエアの通路が暗くなり、住宅街もひっそりとしています。

私はオフィスまで片道3キロの道のりをいつも歩いています。震災の後、住宅街を歩いているとなぜか懐かしい気分になりました。よく考えてみると、子供の頃の夜道はもっと暗くて、懐中電灯を持って歩いていました。(田舎でしたから東京と比べてはいけないのですが・・・)もちろん、いくら節電しているといっても、東京の夜は懐中電灯なしで歩けます。

でも、これくらい暗くてもいいんじゃないでしょうか?最近まで、エコを理由に「ガスからエネルギー効率の高い電気に替えましょう。」なんてこといわれてましたが、そもそも使う量を減らせばいいんじゃないでしょうか?使う量は減らさずに、エコしようなんての了見がそもそも図々しかったのではないでしょうか?(オール電化CMはしばらく見られなくなるでしょうね)

以前、スイスを旅して驚いたのは、スイスの人たちが朝日が昇る前から仕事を始め、3時か4時には仕事を終えて帰宅し、家族や友人と晩餐を楽しむ姿でした。今回の件で、政府は急遽サマータイムの検討に入っているようですが、日本ももっとエネルギーを使わないような工夫をする必要があるんじゃないでしょうか。

さらに、これから超高齢化社会に突入する日本は、生産人口の減少に伴い、生産力に対して消費の割合が当然増えていく訳で、今のような消費を続けている限り、借金がどんどん増えるのは小学生でも解ることです。

国の借金がこれだけ増えたのは、バブル崩壊直後からだといわれています。バブル崩壊前に、収支のバランスが取れていたのであれば、もう一度バブル前の国家予算に戻せばいいのではないかと、素朴に思ってしまいます。バブルで覚えた甘い汁を、そのまま吸い続けていたのでは、子供達の未来はありません。

しかし、かつて経験したことの無い危機に日本が直面していることを、国民が肌身で感じ取った時、あちこちの照明が落とされ、空調が切られ、電車が間引きされ、次第にそれに慣れてきました。正直言って「やれば出来るじゃん!」と思いました。

発電所を増やすことを考えるより、今の発電所でどうやってやっていくかを工夫することのほうが、遥かに重要なことではないかと思います。

世田谷区・用賀の歯科ならヒラノデンタルオフィスのホームページはこちらから