最近、症例報告を怠っておりました。
歯を奇麗にしたいとのご希望でコツコツと治療してきました。
本当にコツコツです。地味にコツコツです。
患者さんは「歯医者に通うのが嫌だったの。」とおっしゃっていました。
にもかかわらず、一度もお約束を欠かす事なく通って頂きました。
その結果がこれです。
犬歯から犬歯まで前歯は上顎6本中、セラミック3本、下顎は前歯6本中セラミック2本です。残りはダイレクトボンディング(硬質のプラスティック)で修復しています。なかには、古いものを修正しただけのものもあります。
すべて、セラミックで置き換えてしまえば、簡単に奇麗になります。しかし、健全な歯質をたくさん削ってしまうのは決していい事ではありません。最小限の切削量で歯を奇麗にする事が出来れば、それが1番だと思います。
もちろん、期間や費用など患者さんのご要望もありますので、最終的にどういった治療法を選択されるかは患者さん次第ですが、今回は私の提案通りにダイレクトボンディグが可能な部位はダイレクトボンディグで、それが難しい部位はセラミックでという方針で治療しました。
最後に、患者さんに写真をブログで使わせてもらっていいですかとお尋ねしたところ、「私も先生のホームページで他の人の症例をみて、自分もこんなふうにしてもらえるかなと思って来たので、そんな患者さんのお役に立てるなら是非使ってください。」と本当に嬉しいお言葉を頂きました。ありがとうございます。