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きれいで丈夫なセラミック

どれがセラミックの歯かわかりますか?

まずは写真をご覧ください。この中に1本だけ人工の歯があります。どれかわかりますか?

ヒント 下の歯です。

これまでセラミックと言えば金属の上にセラミックを焼き付けているものでした。このセラミック素材では、セラミックだけで作ると精度と強度が低い為に、適合が悪いうえに割れやすく使い物になりませんでした。そのため、金属でベースを作りその上にセラミックを焼き付ける事で、精度と強度を上げていました。
ただ、欠点は金属を使っている為に天然歯と同じ色を出すのが難しく、色出しをする為には歯をたくさん削ってセラミックの厚みを確保する必要がありました。しかし、歯医者としては出来るだけ歯を削りたくないという思いから、ついつい削る手を緩めがちになり、十分な厚みが確保できず、色が悪くて欠けやすいといったものが出来上がっていました。

それが、数年前から画期的なセラミック素材が世に出てきました。それが写真のセラミックです。これはこれまでの3倍の強度を保ち、製作行程もより単純になったので仕上がり精度が高く、さらに金属を使わない為に色の再現が容易になりました。
金属を使っていないため金属アレルギーを引き起こす事はありません。
実際、当院でも何百というケースをこなしてきましたが、割れたのは僅か数本しかありません。これまでのセラミックが2割くらい欠けていたのと比較すると雲泥の差です。
ただし、セラミックの色が単色のため、細かい色表現が必要とされる前歯では使う事は出来ません。
現在当院では奥歯のセラミックはすべてこのセラミックを使っています。
一般の人が、日常生活においてこれがセラミックの歯である事に気付く事はまずないと思います。
●答えは こちら

オールセラミック ¥110,000(税抜き)

平野 恭吉平野 恭吉

平野 恭吉

ヒラノデンタルオフィス 世田谷区用賀4−12−4

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