ブログのアップを少々さぼっておりました。でも仕事はしてましたよ。
さて、今日は昨日の症例をお見せします。まず一つめは、普通の虫歯治療です。2本古い金属の詰め物が入っていましたが、金属の下の色が少しおかしかったのでやり直しをしました。
このようなケースは、ほとんど金属で入れ直すところが多いのですが、当院では詰め物に金属を使うことはほとんどありません。写真のように白い歯にします。
材料は硬質レジンと呼ばれる古くから使われている物ですが、きれいに仕上げるには手間ひまがかかるので、奥歯に硬質レジンを第一選択としているところは少ないようです。
実際この処置も2本で1時間近くかかっています。そのかわり、1回で終わりますし、仮詰めの必要がないため感染を起こさないことや、歯を削るのが最小限で済むといったメリットがあります。
それから、次はインプラントの症例です。すこし、遠くから通って頂いているためできるだけ治療回数を少なくしています。インプラントの手術(30分弱)が終わると、2週間後に糸を抜き(5分)、1ヶ月後に経過観察を行い(クリーニングだけ)、さらに1ヶ月後に大まかな型取りをし(5分)、その2週間後に精密な型取りをし(30分)、2週間後に装着(30分)しました。
この症例では、前後の歯も上記の硬質レジンで治しています。患者さんに正直な感想を伺ったところ、「長かった」とおっしゃられました。私にとっては、最短で治したつもりだったので意外でしたが、やはり患者さんの立場では長く感じられるのだなと反省しました。今後は、できるだけ早く入れられるようにがんばっていきたいと思います。
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