今日、患者さんよりこんな質問が寄せられました。
「歳をとると、回復が遅いからインプラントが骨に付かないんじゃないかしら?」
答えは。「いいえ」
人間の骨は常に新しいものに置き換わっています。これを専門用語では「リモデリング」と呼んでいます。もちろん、再生のスピードに個人差はありますが、年齢によるものはそれほど大きくはありません。それよりも。糖尿病や骨粗鬆症といった全身疾患が再生の妨げになっていることはよく知られています。
当院のインプラント治療の最高齢者は80歳で1度に4本のインプラントを入れています。3ヶ月後には、ご自分の歯のように咬むことができるようになりました。1年経過しましたが、全く問題はありません。そう、先日メインテナンスにお見えになり、ブログに掲載した患者さんです。
お食事をおいしく頂くことによって、ますますお元気になられたようです。