答えは、口呼吸。
口呼吸にはいろんな原因がありますが、その一つに耳鼻科的要因があります。鼻が詰まっていると、鼻呼吸ができませんよね。
さて、問題は口呼吸による弊害。いろいろあります。
口唇、前歯部の乾燥。それにより、唾液が歯の表面を洗浄する作用が無くなり、虫歯になり易くなります。
口を閉じる時に、どうしても舌を前に出してしまいやすくなるため、舌が前歯を押し出して出っ歯になったり、オープンバイトと呼ばれる前歯が噛み合わない状態になります。
特に、小さなお子様でこのような傾向が見られるのであれば、早めに対策をとるべきです。虫歯になり易く、歯並びも悪くなってしまいます。
この症例の方は、これといった原因が見つかっていないため、現在は定期的なクリーニングを行って虫歯予防をしています。クリーニングが終わるとご覧のようにきれいな状態になりました。
お口のことでお悩みなどありましたら、お気軽にご相談ください。