長く奇麗でいるために

今日の症例は、約3年前に上顎前歯をすべて治療した患者さんが、定期検診にいらしたのですが、その長期的な経過についてです。といっても、まずは写真をご覧ください。

左が3年前、右が現在です。どちらもほとんど変わりがありませんね。

審美歯科を成功させるには、まず技工士のテクニックがとても重要です。というのもセラミックは、私のような歯科医師が作るのではなく、技工士が作るからです。ですから、技工士に腕があれば、どんな歯科医師が治療しても結構いい線までいきます。

しかし、長期経過を安定させるには、歯科医師の技量が多くのウェイトを閉めています。トラブルでよくあるのは、歯茎が痩せてしまって根元が黒く見えてしまったり、セラミックが割れてしまうといったものですが、これらはセラミックが生体に適合していないために起こるものです。

実は、このようなトラブルが起こらないようにするには、とても細かな作業が必要となります。ですから、この症例のように安定した経過を見ると、正直言って「ほっ」とします。

短期的に奇麗な症例を作ることは簡単です。しかし、長く奇麗を保つことは、とても難しいことであることをご理解ください。

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