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コラム

医学を義務教育に

生まれて初めて新聞に投稿してみたら、載ってしまいました。
4月2日(月)の日経新聞の35面です。もし日経を購読している方は是非読んでみてください。以前ブログにも書いた事なのですが、今度は全国版ですからよりたくさんの人に読んでもらえることになり、賛同して頂ける方が増えていただければなによりです。

日経を購読していない方もいらっしゃると思いますので、ここで掲載しておきます。

医学を義務教育に
平野恭吉(46) 東京都 歯科院開業
これから超高齢化社会に突入する日本にとって、医療費の増加は大きな課題だ。だが現在の医療政策は目先の削減に傾いているように思える。いっそ、医学を小学校、あるいは中学校レベルから義務教育化し、「1億2千万総医師化」したらどうだろう。例えば小学生なら、転んで擦りむいたときのキズの手当の仕方、インフルエンザにかかったときの対応の仕方などの基礎を教える。中学生や高校生には、食生活と脳梗塞の因果関係といったより高度な内容を教育する。国民すべてが基本的な医学的知識を持ち合わせれば、医療費はおのずと減少するだろうし、何より国民の健康増進につながる。食育が叫ばれている今、医学の義務教育化がもっと議論されてもいい。いずれ受験科目が「英・数・国・医」となる日を望みたい。

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平野 恭吉

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