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歯を抜いた後そのままにするリスク

不幸にして歯を失ってしまった場合、あなたならその後どうしますか?

入れ歯? ブリッジ? インプラント? それともそのまま?

今回は、そのままにしておいたために起こってしまった症例をご紹介します。
まずはレントゲン写真をご覧ください。写真向かって左上(患者さんにとっては右上)に欠損がありますね。先日その奥の歯が急に痛くなったと訴えて来院されました。

次の写真は痛みが出た歯です。虫歯はありません。

判りましたか?

破折線がもう少し深いところまで届いていれば確実に抜歯となっています。

今回はなんとか残していくことにしました。それでも神経を取らなければならないため、確実に歯の強度は落ち、再度破折する可能性は高いと思われます。

では、このような惨事を避けるためにはどうしたら良かったのでしょう?

今なところベストな選択肢は、インプラントだと考えています。インプラントは噛み合わせを回復させるだけでなく、他の歯への負担を軽減してくれます。これはとても大きなメリットだと思います。

ではブリッジはどうでしょう?ブリッジは噛み合わせを回復させることは出来ます。しかし、土台となっている歯への負担は、かえって大きくなるために、破折のリスクも高まってしまいます。

入れ歯の場合、ブリッジ程噛み合わせを回復することは出来ません。さらに、バネがかかった歯への負担はかえって大きなものとなってしまいます。この選択肢が、最も歯にダメージを与えてしまうと考えられます。

これは、あくまで残存歯のダメージを減らすのに最も適したものはどれかという問いに対する答えです。

実は、欠損している部位は3年程前に同様の破折で私が抜歯しました。その際、今後どのようになるか、そのためにどうするべきかを患者さんにじっくり説明してありました。ですから、今回の結果には患者さんもご理解頂いているようです。

さて、皆さんはどの選択肢を選ばれますか?

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平野 恭吉平野 恭吉

平野 恭吉

ヒラノデンタルオフィス 世田谷区用賀4−12−4

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