3連休の方も多いかと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?気持ちのいいお天気でまさに行楽日和、運動会日和といったところでしょうか。
ところが私たちの歯科業界は学会シーズンです。今日もスーツを着て学術講演会に参加してきました。審美では世界的に有名な先生の講演で、会場には1000名程集まったそうです。もちろんすべて歯医者です。
さて、今日のケースは長年歯が折れたままで不自由してきたという症例です。
この方、事故で前歯を折ってしまったのですが、有効な治療法が見つからず、接着剤で両隣の歯に固定して数年過ごしてきたそうです。しかし、歯には相当な力がかかりますから、度々接着剤が外れてとても不自由な思いをされていたそうです。
ネットで当院を見つけて頂き、ご来院頂きました。
レントゲン写真ではっきりと割れているのが確認できます。
歯根が比較的長く状態も良かったため、矯正による挺出(引っ張り出し)をして治すことにしました。
1ヶ月程でご覧のように引っ張り出しに成功しました。もちろん、仮歯を付けていますから、矯正装置は見えません。
そして、土台を立ててセラミックを被せるとご覧のようになりした。
患者さんは、これまで何度も接着剤が外れていたため、常に神経を使いながら食事をしなければならず、とてもストレスに感じていたそうですが、これで心置きなく食事をすることができるようになったと、とても喜んで頂きました。
当院ではいろんなテクニックを駆使して、歯科治療を行っています。今回の症例も、患者さんにしてみれば、「こんなやり方があったんですね!」と驚かれていた様子でした。歯のことでお悩みなどありましたら、一度ご相談ください。