桜もすっかり散ってしまったものの、まだまだ肌寒い日が続きますね。
さて、今日は歯ぐきの漂白のお話。「えっ!歯ぐきって漂白できるの?」という声が聞こえてきそうですが、基本的には奇麗に出来ます。
まずは左側の写真をご覧ください。歯ぐき全体が茶色くなっていますね。それが右側の写真ではピンク色に変わっているのがお分かり頂けますか?
この、歯ぐきが茶色くなってしまう原因ですが、メラニン色素の沈着です。そうです、日焼けした時に出来るメラニンです。そのメラニン色素を除去するれば奇麗なコーラルピンクの歯ぐきが得られます。
さて、どうやってメラニン色素を除去するか。レーザー?いいえ、レーザーは広範囲の色素除去には不向きです。答えは、表層だけに作用する薬品を使います。簡単に言えば0.数ミリ歯ぐきの表面の皮を剥くのです。
メラニンの濃さによりますが、2〜3回で奇麗になります。ちなみに写真の症例は2回薬を塗りました。費用は回数に関わらす1症例¥21,000です。
ただし金属などの異物が歯ぐきに混入しているような場合、除去できないこともありますが、術前の診査でわかりますのでご興味のある方はお問い合わせください。