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片側修復の難しい症例

先ずは写真をご覧ください。

一見簡単そうに見えますが、前歯の左右非対称な症例を修復するのは意外と難しいんです。審美領域では難症例の部類に入ります。

この症例は、まず奥歯をほとんどダイレクトボンディング(硬質プラスティック)で治しました。ダイレクトボンディング12本に対しセラミックはわずか2本です。

ダイレクトボンディングで修復しましたのでセラミックで治すのと比べ費用も1/5以下で済みました。

次に前歯部のホワイトニングです。自宅で行うホワイトニングを、毎日効果を実感しながら希望の色まで頑張っていただきました。

そして最後に前歯のセラミックです。真ん中の2本の歯をセラミックに入れ替えるのにくらべ、片側だけのセラミックで色を合わせることは非常に難しいことなのです。

少しでも色や形が違うと、対称性が失われてしまうため不自然に見えてしまいます。
なんとかこの症例は非常にうまくいきました。

でもお気づきでしょうか?片側1本歯がないことに。

審美は、いかにバランスが大切かということをこの症例でよくお分かり頂けたのではないでしょうか?

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平野 恭吉平野 恭吉

平野 恭吉

ヒラノデンタルオフィス 世田谷区用賀4−12−4

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